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道東の野生生物2–流氷(野付半島、羅臼)、エゾシカ、オオワシ、オジロワシ

時間があったら行ってみようと思っていた野付半島。グーグルマップで見ると、かなり特異な形状をしており海抜も低い感じでしたので気になっておりました。ネイチャーセンターがあり、風光明媚で自然豊かな半島とのこと。グリーンシーズンにはタンチョウやオジロワシ、ゴマフアザラシもいるそうです。

野付半島より野付湾
野付半島より野付湾
野付湾はほぼ凍結しておりましたが、この辺りだけ水の流れがあるためか氷も薄く、太陽光に照らされキラキラ光っていて綺麗でした。

野付半島のナラワラ
野付半島のナラワラ
運転中、枯れ木と水色の結氷、青色の水の流れが目に飛び込んできたため、即座に右手にあった駐車場へ車を停めました。
海水に侵食されて立ち枯れたミズナラをナラワラと言うそうで、絶景ポイントとのこと。自然に出来たものだそうです。

野付半島より国後島
流氷と国後島
野付湾の反対側は流氷で埋め尽くされておりました。知床半島や国後島から流れてきた流氷が野付半島にやってくるそうです。
いわゆる北方領土(北方四島)を見るのは初めてでしたが、国後島がこれ程まで近いとは思いませんでした。写真で見ると感じづらいかもしれませんが、非常に近いです。ここでは書けませんが、色々こみ上げてくるものがあります。

野付半島エゾシカ1
道路沿いの積雪が少なく植物が露出している何箇所かにエゾシカの群れがおり、ノンビリ食べている姿に癒されました。

野付半島のエゾシカ2
エゾシカのケンカ
中々、ノンビリ生きていくわけにも行かないようです。

野付半島のエゾシカ3
巨大エゾシカ
遠くから見ても明らかにデカイと分かる個体。ネイチャーセンター近くにおりました。角が大きかったため慎重に接近しましたが、ひたすら食事に夢中でこちらを警戒する様子もなく全然逃げなかったため、ゆっくり撮影することが出来ました。

野付半島のエゾシカ4
巨大エゾシカ
野付湾のほとりで悠然と佇んでいる姿は、夕日に映え神々しいものがありました。

知床半島
羅臼へ向かう途中、流氷の集まった素晴らしい撮影ポイントを見つけました。
いつか羅臼岳に登りたいものです。

オオワシ 羅臼
オオワシ
念願のオオワシを見ることが出来て大感激。同船した現地山岳ガイドの方から教えて頂きましたが、世界でもこれだけ接近して撮影できる場所はないそうで、世界中からカメラマンがやって来るとのこと。例年ならギュウギュウの満席らしいですが、当日はガラガラ。鶴居村同様、予想通りの展開でノンビリ撮影出来て良かったです。

オジロワシ 羅臼
オジロワシ
オオワシに比べると、比較的北海道では広範囲で確認することが出来ますが、それでも季節・地域ともに限定はあります。

オオワシ オジロワシ 羅臼
オオワシ オジロワシ
大きさからどうしてもオオワシが獲物を捕獲するにあたり優越しますが、オオワシも無闇やたらにオジロワシを蹴散らすわけでもなく、案外譲っておりました。

オオワシ 羅臼
オオワシ
デカイ!カッコイイ!

オオワシ 羅臼
オオワシ
大きな翼がこれほどまでしなやかに、かつ、機動的に弧を描くものなのかと感心させられるとともに、旋回しながら的確に獲物を捉える様に恐怖を感じました。ロックオンされたら野生動物はひとたまりもありませんね。

オオワシ オジロワシ 羅臼
オオワシ オジロワシ
流石にこのような群れの飛翔は、ここでしか撮影出来ないのかもしれません。

オオワシ 羅臼
オオワシ オジロワシ